雨漏り修理は業者へ依頼!DIYが難しい理由をご説明
- リフォームコラム
住宅の雨漏りくらい、DIYで修理可能だと考えていませんか?
長く住んでいるお住まいでは、家の劣化によって雨漏りが発生してしまうことがあります。
雨漏りの修繕は、雨が侵入してくる場所を塞ぐだけ、それくらいであればDIYで手軽に行えるのではないかと考える方もいるかもしれません。
しかし、実はDIYでの雨漏り補修を行うには、家にもご自身にも大きな危険が潜んでいるのです。
この記事では、DIYで雨漏り修理を行うことをお勧めしない理由についてご紹介していきます。
目次
雨漏り修理のDIYをお勧めしない3つの理由
雨漏り修理をDIYで行うことには専門業者に依頼することに比べ、様々な危険性が潜んでいます。
ここではDIYでの修理をおすすめしない理由を説明していきます。
雨漏り箇所の発見の難しさ
天井からの水漏れやカビの発生など、雨漏りの発生には容易に気づけるケースもあります。
しかし、雨漏りの原因を特定することは容易ではありません。
屋根のズレのほか、天窓・出窓の窓サッシと外壁との隙間からの雨水の浸入や、外壁やベランダのコーキング材の劣化も雨漏りの原因となり得ます。
また、雨漏りの原因が1カ所なのか様々な場所からなのかを確かめることも難しいです。
生活空間には雨漏りしていなくとも、屋根の下地に水が入り屋根裏を腐らせ始めている場合もあります。
知識や経験の豊富な専門業者に依頼して確認してもらうことが確実です。
DIYを行うことで大けがの危険性が!
一時的に窓枠に防水テープを貼るなど、DIYで民家の内側から修理することは可能です。
しかし、屋根や外壁といった高所での雨漏り補修をDIYで行うのは、転落による大けがを負う可能性が極めて高いです。
経験豊富な専門業者がきちんと足場を組み立てて作業を行った際でも転落事故が毎年発生しています。
屋上に無理に登ることで、雨漏り補修を行うどころか身体的に重傷を負う可能性が高いのです。
DIYだと悪化や再発の可能性がある!?
また、DIYの場合、専門的な知識が無いと誤った雨漏り補修を行ってしまう可能性があります。
例えばスレート瓦屋根において、むやみに瓦同士の隙間を埋めることで、屋根下地にさらに雨水が浸入し雨漏りを悪化させてしまいます。
この場合、雨漏りの悪化に加え住宅全体をさらに腐食させてしまうという結果を招くのです。
この後に雨漏り補修を依頼しても、本来必要のなかったはずの下地の張り替えなどの作業工程が追加され、さらに費用がかかります。
住宅を更に傷つけない、本来必要のなかった費用まで払わないためにも、DIYでは応急処置程度の雨漏り補修にとどめて専門業者に依頼することをお勧めします。
雨漏り修理の費用を抑えるには?
DIYには様々な危険性があるとはいえ、費用面から専門業者へ雨漏り修理の依頼を悩む方もいらっしゃるかと思われます。
そこで、DIYでなくとも雨漏り修理をなるべく安く済ませる方法についてご紹介いたします。
必要な部分だけ修理!
例えば瓦屋根の住宅で古くなった瓦のひび割れやズレが原因で雨漏りしてしまっている場合、部分的に瓦の差し替えを行うだけで雨漏り修理が完了する場合があります。
屋根の広さなどによって費用は変動します。
屋根の全面的な張替えが100~130万円ほどかかるケースが多いです。
対して、瓦の差し替えを行う場合は5~10万円程度で可能な場合がほとんどです。
雨漏りの原因となっている箇所や劣化が進んでいる箇所を熟練の技師が点検し、部分的な雨漏り補修を行うことで修理費用を抑えることが出来ます。
火災保険が適用できるかも!?
台風や大雪などの自然災害が原因での雨漏りは、火災保険が適用されて負担金を少なく雨漏り修理ができるケースもあります。
自然災害発生後の経過年数や負担金額などの様々な条件により保証金が変わってきます。
まずは加入している火災保険の保険証券を確認してみましょう。
雨漏り修理を専門業者に依頼し、見積もり書を作成してもらうと申請をスムーズに進めることが可能です。
雨漏りの修理依頼を出す際に業者に相談するのが良いでしょう。
まとめ
雨漏り修理をDIYで行ってしまうと、大怪我のリスクや家全体を傷める危険性があります。
また、費用を抑えられることがDIYの最大のメリットであるものの、誤った雨漏り補修によって費用がかさむ可能性もあります。
住宅の雨漏りを修理したい場合は、実績のある専門業者に依頼して行うのが良いでしょう。
外壁のらいとは雨漏りが起きる前の屋根診断を実施しています。
専門のスタッフが、屋根材の劣化状況、雨樋の詰まり具合などを丁寧に点検し、万が一問題が見つかった場合は、適切な修理方法をご提案いたします。
ホームページには、施工事例も多数掲載しています。ぜひこちらもご覧くださいませ!